ちのうきかいの かんさつ: ちゅうかん ほうこく

Response to 世のお母様方・お父様方にちょっとアドバイスもらいたい - 発声練習
まず、教育ってのは学生の成長へのコミットメントの側面があるから、どこかしらべたぁぁあっとした部分があるのは事実。理想的には id:PineTree さんのところみたいな「先輩・後輩」程度の上下のある水平関係があるといいのかなと思ったりもする(自分もそういう経験したし)。研究室内における水平関係を作る - 千早振る日々*1
では id:pollyanna さん激怒ものの「男親目線」のこども論を書こう。

1.こどもの行動は「しぜんげんしょう」である

「なぜ」と問うな、「いかに」と問え!
こどもの行動原理は合理的根拠付け不能であると前提せよ。ただし入出力関係をきちんと観察しておけ。どの stimulus にどの response が出力されたかの記録から、内部の機構をリバースエンジニアリングせよ!原則は「アヒルのように振る舞うものは,その実体がなんであってもアヒルと見なす」だ*2(^^;そして、時折 おちょくれ パターンにない stimulus を与えて反応を観察せよ。この技能は会社の会議に応用可能だぞ。ひょっとしたら動物行動学の観察の技法を覚えるのもいいかもしれないぞ。

2.こどもの行動は「脳内 いちにんまえ」である

こどもと言えども、自分の行動は、自分の判断基準で、おとなと同じ一人前と意識している。
今朝のこと食卓に着こうとすると、舜(1才7ヶ月)はテーブルに上ると(こら!)、ボクの茶碗をボクに手渡して、炊飯器の方を指差した(「ごはんは あっち」と教えてくれているのか)。ぼくは「ごていねいに ありがとう」と応えた。多分、彼は父の食事にコミットできて、自尊心を満足しているはずだ(だから早くテーブルからおりなさい!)。

3.こどもの行動はルールを決めて制御せよ

あらき家のこどもは「8時就寝」「テレビのレギュラーな視聴はなし」である。


ときに「パーソナリティを備えた小さい人」ときに「かわいい顔して ワヤをしてくれる 一個の独立した謎の生命体」くらいの接し方がいいかも。つまり「100%のコミット」はかなり神経が磨り減ります。嫁さんは一人目の1歳前後の頃は辛かったみたい。


…あ、ボクはまだ乳幼児しか見たことがないので乳幼児の話になってしまいました…。
しつけ(特にパブリックな場所での振舞い)をどうするかは考え中。この行動原理の上にどう被せるかという話なんだろうなとは考えている。
…これ、あんまり参考になりませんね。すみません。

*1:この雰囲気が続くといいですね。先日の引用は言葉尻を捉えたみたいな引用でごめんなさい。

*2:まつもとゆきひろのプログラミング言語論(2) | 日経 xTECH(クロステック)