LaTeXで書体変更を文頭で使うとwrapfigure環境の回り込みが効かない件について

自分用の覚書。手許のLaTeX環境*1で次のようなソースを書いたら wrapfigure 環境の回り込みの部分が正常に動作せず*2、文章が wrapfigure 環境で確保した領域に入り込んで「重ね書き」状態になった。

[前略]
\begin{wrapfigure}[8]{r}[1pt]{\mytextwidth}
[途中略]
\end{wrapfigure}
{\tt{int a;}}とは次の2個の約束の宣言です
[以下略]

発生条件は wrapfigure 環境の次の文書の冒頭が書体変更の命令になっているときのようだ。そこで「文が書体変更で始まらない」ように文を書き換えて対処した。

*1:WinXP SP3/pTeXk, Version 3.1415926-p3.1.10 (sjis) (Web2C 7.5.7)

*2:wrapfigure環境が図版を貼り込む領域を確保する部分は動作していた。