AT703なら教育用のプラットフォームに使えるかも

東芝製のタブレットPC AT703 が展示されていないかと駅前のビックカメラに行った。展示されていたので、ペンの精度を確かめようとおもったが、展示品には付属のデジタイザペンが無かった。電磁誘導式タッチパネルは WACOM 製だとのことなので、日頃、持ち歩いている ThinkPad X201 tablet のデジタイザペンを取り出して、試してみたら、消しゴムボタンの機能も込みで使えたwwwww。付属アプリの TruNote 上でどこまで細かい文字が書けるか試してみたら、6mm罫に書くくらいのサイズの文字を手書き出来たのでビックリした(写真を撮っておけばよかったかも)。ThinkPad のペンでは表面のツルツル感がある。レビュー記事には

デジタイザーペンの出来がすごいいいです。書き味が、微妙に抵抗があって、書きやすいです。書き味の秘密は、どうも、筆跡を先読み予測をしているようです。
都議選よりもスゴイ東芝の手書きタブレットAT703レビュー!えー!ちゃんとしてる! - 村上福之の誠にデジタルな話
「ペン先の抵抗感」と「先読み予測」の間には関係がないと思うが(もちろん双方とも「書き味」を構成する要素だが)、ペン先の「抵抗感」は試してみたい。かつて日記に理想のタブレットPCの条件として
入力デバイスはデジタイザペン 精度は「シャープペンシル」のように
X201Tabletはまだ表面がつるつるで書きづらい 太さは細字のフェルトペンみたい
手がき入力ソフトも入る
2011年のDynabook - あらきけいすけの雑記帳
と書いていたが、その部分は実現されているみたいだ。
これなら紙製ノートのオルタナティブとして十分に使えるユーザーインターフェースになっている。このUIならば、教育に導入しない手はないと思う。例えば算数や数学で記述式の課題を出し、赤ペン先生がリモートで即座に添削できる。いままでのデバイスでもできなくはなかったが、UIで書ける文字のサイズが大きいと「1枚のシート」に書ける情報が少なくなって、内容が高度で情報量が多くなるほど読みづらくなるのだ。