科学・ニセ科学で興味を引いたエントリ
http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20061228/1167232382
小飼弾氏の変な記事とその周辺のレビュー。このエントリの中の感覚的に「自然科学者」と「自然科学に疎い普通の人(他に適当な表現が見つからない)」の介在をするのが技術者だと思う
に関しては、ポール・ラザースフェルトという社会学者が、ミドルマンという非常に有名な概念を提唱していると、宮台真司が言っている。参考:http://www.miyadai.com/message/?msg_date=20031017。日本にもこの宮台の記事にある「リサーチャー」という職種があればいいのに。以前、話題になっていた「サイエンス・ライター養成」とかどうなっているんだろう?
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=3881
「理論的に解明」 :: 「事象の地平線」過去ログ倉庫
科学的な知識を一通りもっている apj さんとそうでない「ある方」とのコミュニケーションギャップ。これは両者が「理論的に解明」という言葉でイメージできる「景色」に極端に差があるのであって、http://blog-tech.rikunabi-next.yahoo.co.jp/blog/hirabayashi/146で描かれた状況と共通するものがあるように思われる。
…ていうか、学者は「理論的に解明」なんて訊き方はまずしない。自分の専門外のことなら、概略を知るための最初の一歩で言うかもしれないが。
進化生物学者と似非科学論者との決定的な違いに関して - シロクマの屑籠
進化生物学は「系統樹思考」に基づいた知識の典型例であり、その立場から見た「科学/ニセ科学」の違いについての解説になっていると思う。系統樹思考型の学問は数学、物理とはいくつかの「思考上の習慣の違い」があるように思われる。自然科学も実はマルチカルチュラルなのだ。