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気象庁のウェブページのAMeDASのデータの表示でアメダス・地図形式・気温の表示の色使いが変わっていてビックリした。数日前まで30度以上に「赤」を利用していたのだが、今日、見ると35度以上に「赤」が割り当てられている。暑い。
[追記]過去ログを遡ると15日の15時の表示から変わっている。
いくつかのサイト(たとえばアメダス、初めて改良 気温10秒刻み、最大瞬間風速も - 新しいTERRAZINE)でAMeDASのデータ取得の時間間隔を短くするという朝日新聞の記事が取り上げられていた。http://www.asahi.com/science/update/0813/TKY200708130303.html
素人考えでしかないのだが、今回の改良の要点はおそらくAMeDASの時間解像度が細かくなること自体にはなく、ドップラーレーダーとの併用にあるのだろう。
アメダス、初めて改良 気温10秒刻み、最大瞬間風速も新型アメダスで観測した最大瞬間風速の記録を活用し、気象庁は10年度にも突風予測を出す準備を進める。記録をもとに各地の風の特徴を分析。リアルタイムで入る観測データと、現在整備を進めている気象ドップラーレーダーを組み合わせて精度を高め、10分刻みで1時間先まで出せるようにする計画だ。
AMeDASのメッシュだけでは、竜巻、激しい夕立のようなメソスケール(のうちでより局地的なもの)の気象の予測には苦しいのではないかと思う。これらの現象は変化が早くて、狭い範囲で起こるという特徴がある。レーダーで得られた短時間の状況の変化を観測点のデータで裏打ちするような使い方なのだろうか?