なぜに30度?

地球温暖化の気温の話ではない。


カネゴンさんの日記に「対辺同士を張り合わせてできる円柱は全て同じ円柱である。」と書いてあったのだけど、まず紙をくるりと一回巻いて円柱を作って、ななめに切って広げると平行四辺形になるから、斜めの角度を上手に選んで切れば*1、ひし形を作ることができるなあと思った。円柱を切り開いたとき、切り口の部分はたしかに平行四辺形の対辺になっている。
この工作の手順を逆に考えると、平行四辺形をくるりとまいて対辺をセロテープでくっつけると円柱になる。このときに平行四辺形のどちらの対辺を貼りあわせてもよい。だから一つの平行四辺形から2種類の円柱を工作することができる。

…ここまではいい。

ところがリンク先のひし形の不思議には

ところで、特に、内角が30度のひし形は、さらに次のようなおもしろい性質を持つ。対辺同士を張り合わせてできる円柱は全て同じ円柱である。(強調はあらき)
と書いてある。
ひし形ってのは四つの辺の長さが全部同じだから、別に30度に限らなくてもくるりと巻いたときの円の円周の長さは同じになってしまうのだ。できた円柱の高さも同じ【ここでつまづく、オレ…】

*1:斜めの点線の長さが円柱の円周の長さと同じになればいい。