単純に貸借対照表の読み方が分からない。どなたか教えてください。

昨日、駒澤大学デリバティブ取引で154億円の損失を出したという報道があった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081119-OYT1T00366.htm
経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111901000262.html
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200811180350.html
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081119dde041020025000c.html
駒澤大学が資産運用に失敗して154億円の損失、キャンパスが担保に - GIGAZINE
取引の開始が昨年の7月とあるので、昨年度の決算書類を見ると参考になるデータがあるかもと思って、駒沢大学貸借対照表を見に行った:平成19年度 財務情報
[貸借対照表]http://www.komazawa-u.ac.jp//files/57/19_taishaku.pdf
ここに平成19年度の貸借対照表がある。現金預金が12,688,651,958円、有価証券が5,963,179,430円であると記載されている(この2項目が流動資産において10億円以上の金額の記載された項目)。有価証券類は決算時の時価評価なのだろうと思うのだが、154億円という損失は一体、何なのだろうかと思う。これだけの評価損が発生する元になった項目って貸借対照表のどこをみたらいいのだろうか?素人にはさっぱり分からない。
文部科学省のサイトを見てもさっぱり:学校法人会計問答集(Q&A)第17号 計算書類の注記事項の記載について[3]:文部科学省

[追記]
http://www.asahi.com/business/update/1119/TKY200811180350.htmlによれば

問題のデリバティブ取引は、主に金利などを交換する「金利スワップ」と「通貨スワップ」の2種で、昨年度、外資系金融機関2社と契約したという。契約額は、日本円で約100億円だった。
とある。「契約額100億」というけれども、収入197億(学費148億)、現金預金130億、人件費100億という規模で100億の契約というのは良く分からない。ギャンブルのタネ銭がキャッシュで100億という話にはなりそうな気がしない。