判別式, discriminant

2次の整式 ax^2+bx+c の係数から作られる式 b^2-4ac のこと。2次方程式 ax^2+bx+c=0 が実数解を持つかどうかを判別するときに使う以外の利用例をボクは見たことがない。英語で discriminant というともう少し広い意味のようにおもわれる(が、きちんと調べてはいない)。discriminant を解の判別の文脈で使った例は Spivak, Calculus On Manifolds: A Modern Approach To Classical Theorems Of Advanced Calculus の p.2 にあった。ボクが高校のときに使っていた教科書には脚注に「判別式のことを英語で Discriminant という。Dはその頭文字である」と書いてある。