中国語では微分係数は導数、導関数は導関数

カネゴンさんの微積分の話に、前野さんの微分は割り算か、引き算かやナカムラさんの一般掛け算のエントリが上がっていて、この年齢になってようやく sin を足したら確かに cos になっていたことを確認した自分がちょっと情けないなと思って、せめて接線の話にからもうと思ったんだけど、Microsoft Math も試用期間が過ぎて使えないし(このソフトのグラフの描画機能でどんどんとグラフを拡大すると見た目が直線になっていくことが実感できたのだが)、極限のイメージに近い落語に熊さんが大家さんに延々と質問を浴びせる『どんどん』って落語があったような記憶があるけど検索しても簡単に見つからないし、散々である。
それとは全く関係ないのだけれど、出張のついでに買ってきた中国の高校の数学の学習参考書を眺めてみると、漢字がいっぱい並んでいる中に微分の公式とか混ざっていて、ありがたい仏典のようなテイストに感じられて仕方がない。きっと微積分が奈良時代に輸入されたとしたら、きっと今頃は数学の授業はお寺の読経のような音読の時間になっていたに違いないと勝手に想像する【落ちが無いとは、おれ…】。