感染症の子の受け皿って

とらねこ日誌
パッと一読したとき、この子のおかあさん*1ってどういう職業なのだろう?(「保育園」ということは、専業主婦ということはとても考えにくいよね)、忙しいのだろうか?(続けて休暇を取るということが許されない職場環境なのだろうか?)、こどもを家に残せないのだろうな(ひょっとして母子家庭の可能性は?)…などとどんどん妄想が広がり、こんな子の受け皿はどうすれば…と連想だけがひろがった。
この子のケースがそうだとは言いきれないが、「感染パーティが現実化」するような労働環境という社会的、経済的背景は多分、無視できなくて、医療関係の機関で受け皿を設定できたらいいんだろうけど、多分、そんな余力は無いだろうし…と妄想がさらに広がって、やりきれない気分になった


…のだが、いまのところ部米にはそんな言及がないな。
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[追記]fut573さま、コメントありがとうございます。
fut573さんがはてぶで言及されていた資料(病児保育事業の現状のまとめ(PDF))を拝見しました。すべてがぼくにとって新鮮な知識でした。この資料がまとめなので、これを「要約」するなんてできそうにないですね。
それからこんな話題のときの検索キーワードのひとつが「病児保育」というのは初めて知りました。このおかげで近所の施設を検索することができました。ありがとうございます:病児保育 - Google 検索
全国病児保育協議会加盟施設一覧表(2009年11月7日現在)中国地区



[さらに追記]メタブできてる
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この保育園がマクロビの巣窟であることは以前から拝察しています。しかし、その保育園にその id:doramao さん一家が子供を預けざるを得ない状況だということを勘案すると、このような保育園でも「預けざるを得ない」御家族が doramao さん御一家以外に存在しないという想像は私にはできません。いや、それ以前にマクロビやホメオパシーの「信者」であろうと、幼稚園ではなく保育園であるということは、その背景に御家族の就労状況を想像しないといけないでしょう。
「単独で読んでいない」ならなおさらのことではないでしょうか。
だからこそ、日頃はROMですが、今回のエントリには敢えてネガコメを飛ばさせていただきました。




[追記]IshidaTsuyoshi さま、コメントありがとうございます。
(池田某にからまれたときにエールのトラバを頂いたことを覚えております)

さて、あのブコメ欄を見たときに、脊髄反射的ではありますが、かつて「正論原理主義」とはこれのことか?あるいは卵の善意から「壁」が出来上がるまで - あらきけいすけの雑記帳を書いたときと同じ「におい」、すなわちひとつのエントリ、ひとつひとつのコメントはささやかで、ちょっと軽くて、ちょっと正義感が混ざってて、バラバラに取り上げればなんてことないけれど、同じ方向を向いて束になったときにモンスターになっていきそうなものの気配をわたくしは感じたのです。主観的な印象でほんとうにすみません>みなさま

>一般に「書いてないことは考えていない」と読み取るのは、誤解の元ではないかとも考えます。ブコメはそもそも 100字 しか書けないという事情もありますし。

これは一般論ですが、むしろ私は、ブコメが100文字しかなく書かれた言葉が短くて一人歩きしやすいから、「言葉を尽くさぬ安易な意見」の増幅装置となりかねないところが怖いと思っています。言い換えると「書いてないことは考えていない」なんてことは全くあり得ないのですが、「書くことによって固定化されたその人の考えのごく一部」の束が他の人の考え方やイメージを強烈に引っ張って、いろいろな想像を巡らす力を麻痺させることがあるのではないかとは思います。

*1:[追記]「おかあさん」って想像も偏見たっぷりだと、しばらく経って気付く......orz 「おとうさん」という読み替えもしてみよう。