三角関数

加法定理の証明に関するメモ

図形的な証明で第1象限の角ならば、次の図で説明するくらいが計算と考え方のシンプルさで適当か。 図左:AP=RQ, AP2=(1-cos(α+β))2+(sin(α+β))2, RQ2=(cosα-cos(-β))2+(sinα-sin(-β))2 出典:モノグラフ公式集 図右:[方針] 図の AH=h=a cosα=b cosβ に気づ…

加法定理の証明(正射影計算バージョン)

講義の補助のための覚書。正弦、余弦関数の加法定理を点Qの直線, への正射影を使って求める。 Qのへの正射影の足をP:とおくととは直交するので、ここでは射影の足の長さとに対する方向を表すので、これよりQのへの正射影の足をR:とおくととは直交するので、…

度数法、弧度法に関するささいなツッコミ

ラジアンの導入に関した調べものをしていて見つけた:http://nkiso.u-tokai.ac.jp/math/nakamura/jyugyo/index.htmに曰く確かに, 微分積分学では弧度法の方が都合がよいわけですが, 例えば, 他の実験を伴う教科では, 60分法もかなり使われるはずです. ちな…

三角関数の合成

三角関数関連の公式は、高校のときにわけも分からず覚えさせられて、かなり「苦しんだ」記憶がある。たとえば三角関数の合成の式: ここで ,まあ高校数学の公式としては「応用」扱いなので、先生もドリルやったりとか、熱心には教えてくれなかったような…。…