• なんかEPRネタがかまびすしいのでふつーの物理学者の議論をスクラップ:
    極端大仏率Returns! :: シュレディンガーの猫はいつ死ぬか?

  • http://d.hatena.ne.jp/odakin/20060305/p1

    宇宙全体に量子論が適用されるのは本当に一番最初の最初だけ
    この手の杜撰な記述が散見される。多分、本当に書きたかったことは

    宇宙全体が量子論でしか(十全な)記述ができないのは本当に一番最初の最初だけ。
    なのではないかと思う。学術研究をしている人の「アウトリーチの一環」として考えれば、急いで書いたという言い訳の分を割り引いても、ほめられたものではない。

    現在の「宇宙の全体」に量子論は適用できる。プラクティカルに意味があるかと言われれば、多分、無い。宇宙の全体なんて超多体系は誰も扱えないという意味で、意味が無い。ただ現在の量子論は現在の宇宙の中で実験を行なって正当化されているから、それが現在の宇宙の全体に適用できないと困る。例えば、現在の宇宙の全体の何処に行っても、平衡系の状態を記述するためにはボルツマンの正しい数え方を採用しないといけない(多分ね)。これは粒子に区別が付く古典論では正当化できない。

    学術論文のピアレビューではないので、ここでやめる。

  • http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060308/1141800714

    実はご指摘の点、納得はしないのですよ。
    物理学をなりわいとしない方の知的な愉しみとしては、それはそれでよいのではないかと思います。ただ学者は学術的な精確さを愛するし、社会の知識の下支えとして知識を伝える必要があると感じたまでです。

  • なぜかこちらに書いた。いずれ本家に移しておこう。